【北欧バルト旅⑧】タリン旧市街地の歩き方
エストニアの首都であるタリンは、バルト海のフィンランド湾に臨む港町です。タリンの見どころは、約2.5kmの城壁に囲まれた旧市街地に集中しています。
タリンのAターミナルに到着したら、そのまままっすぐ進みます。フェリーを降りた他の乗客もほとんどが同じ方向へ進むので、すぐにわかると思います。
少し歩くと、旧市街地の北の入り口にあたる場所に建っている「ふとっちょマルガレータ」が見えてきます。ターミナルから10分くらいで到着します。旧市街地を守るための砲塔や監獄として使われていたようですが、現在は海洋博物館になっています。監獄として使われていた頃、囚人の食事を切り盛りする太ったおかみさんが名前がマルガレータ。塔の愛称も彼女に由来していると言われています。
ふとっちょマルガレータのすぐ隣にあるのが、スール・ランナ門という門です。砲塔と同時に造られたもので、タリンの小紋章が入っています。
ふとっちょマルガレータを過ぎると、すぐに現れるのが聖オレフ教会です。124mもの高さがある塔は、旧市街では最も高い建物です。15世紀には159mもの高さで、当時は世界一高い塔だという評判があったそうです。近くで見ると本当に高くて驚きます。
ただ街を歩いているだけで、おとぎ話の中に入ったようでワクワクするような街並みです。
通りには可愛らしいお土産屋さんがたくさんあります。
可愛らしい建物や、趣のある建物ばかりが並びます。旧市街は見どころが集中していますので、歩いて回ることができます。まだまだタリン旧市街地歩きは続きます。
出典:『地球の歩き方2017〜18 バルトの国々 エストニア ラトヴィア リトアニア』より