【北欧バルト旅⑦】ヘルシンキからタリンまでフェリーで行く方法
ヘルシンキからタリンまでは、高速艇やフェリーで移動することができます。
今回はフェリーで移動する方法を紹介します。
エストニアのタリンまでフェリーで移動する際は、ランシターミナルへ向かいます。ヘルシンキには、西側のランシターミナルと東側のオリンピアターミナルがありますので、間違わないようにしてください。
ヘルシンキ中央駅の近く、へルカホテルから向かいます。近くのトラム乗り場から7番か9番のトラムに乗って10分程でターミナルに到着します。トラムのチケットは運転手から購入したので1人3.2€でした。券売機から購入すると2.7€、また、トラム専用チケットを券売機から購入すると2.5€です。
朝8;30発のフェリーに乗るため約1時間前の7:30に到着です。
ターミナル内は驚くほど混んでいました。この列は、カウンターに並んでいる人の列ですので、もし事前に予約をしているのであれば、セルフチェックインもできます。
私は、ダイレクトフェリーズというサイトで事前に予約をしていたので、メールで届いた参照番号を持ってセルフチェックインの列に並びました。ダイレクトフェリーズの予約番号ではなく、今回乗船するエケロラインの参照番号を入力するので間違わないようにしてください。
10分ほど並んで、番号を入力するとチケットが出てきました。
自動改札機に乗船券のQRコードをかざすとゲートが開いて、中に入ることができます。
エスカレーターを上り、通路を案内どおりに進むと、いよいよ乗船です。
今回はエケロラインというフェリーに乗りました。ヘルシンキからタリンまで2人で59.74€でした。予約は約4ヶ月前の時点でできました。いろいろなオプションがありますが、タリンまで約2時間半なのでオプションなしで十分です。
乗船した後は、階段をのぼり、船の一番前の部分にあるホールに向かいます。ここは、おそらく船上で一番広い空間で、席もたくさんあるため、この場所をおすすめします。12月で極夜なため、まだ外は暗いです。
船内にはカフェやレストランもあります。シナモンロールとコーヒーの朝食です。2人分で9€でした。
私たちが乗船した時には、空席が目立っていましたが、出発時には満席となり、船内の他の空間の座席も見て回りましたが、ほぼ満席状態でしたので、早めの乗船が大切です。
ホールの中心にはステージがあり、2時間半の間には、バンドの演奏とマジシャンによるマジックショーが行われていました。過ごし方はそれぞれですが、音楽やショーを見ているだけでも飽きることなく過ごすことができます。
船内には、スロットマシーンやトランプゲームなどのアミューズメントもありました。おそらく現金をそのままかけて現金が出てくるタイプだと思います。確認はしていませんが。
日本のゲームセンターにあるようなアミューズメントもありました。
到着が近くなってくると外も明るくなってきました。
私たちが座っていた座席はこんな感じの席です。
さて、タリンのターミナルAに到着です。下船します。
タリンのターミナルには、昔使われていたであろう検査所らしきものがあります。現在はパスポートチェックもなく入国できます。シェンゲン協定に加盟しているためです。
ほぼ時間どおりにタリンに到着です。ここから旧市街地までは徒歩圏内です。
ヘルシンキからタリンに移動する際は、このように簡単にフェリーで移動できますので、ぜひ利用してみてくださいね。