【タイ】バンコクのタクシー事情
旅中は、トゥクトゥクやモーターサイなどで移動し、東南アジアならではの雰囲気を味わうのもいいですよね。個人的にはモーターサイがお気に入りで、ちょっとそこまでというときにたまに使っています。さて、しかしながら、バンコクの最強の交通手段はタクシーだと個人的には思っています。
タクシーのメリット
①とにかく安い
タクシーの料金(出典:地球の歩き方 タイ2016〜17)
0〜 1km 35バーツ
1〜10km 1kmごとに5.5バーツ
10〜20km 1kmごとに6.5バーツ
20〜40km 1kmごとに7.5バーツ
40〜60km 1kmごとに8バーツ
60〜80km 1kmごとに9バーツ
80km〜 1kmごとに10.5バーツ
走行距離が時速6km以下の場合1分につき2バーツ
初乗りが35バーツと安いのに加え、料金の加算も緩やかで安いため、重宝できます。
②交渉がいらない
アジアを旅する際の楽しみの一つには『交渉していかに安くするか』というのもあると思います。
しかし、交渉が面倒だという人はタクシーを使うととても楽です。
バンコクのタクシーは今ではほとんどがメーター式のタクシーになっていますので、交渉の必要がありません。
私は見たことはありませんが、(気づいていないだけ⁉︎)屋根の上にTAXIとだけ書かれているタクシーは交渉制のタクシーらしいです。
タクシーのデメリット
①乗車を断られる可能性がある
タイでは、タクシーに乗る前にドアを開けて運転手に行き先を伝えて、乗ってもいいかどうかを確認する必要があります。
うまく行きたい場所を伝えられなかったり、運転手が行き先を知らなかったり、遠いから面倒だというときは、乗車を拒否されます。
これは、私の経験では、けっこうな頻度であります。せっかく流しでつかまえたタクシーにも断られる可能性があるので、ときにはタクシーに乗るまでかなりの時間がかかることもあります。
②渋滞に弱い
朝や夕方の通勤・帰宅ラッシュの時間帯は、主要な道路は渋滞に注意です。
以前、チャルーン・クルン通りでアジアティークまでタクシーに乗りました。
徒歩30分くらいなので、歩けない距離ではなかったのですが、夕方のこの通りが混むということを知らずに乗ってしまったのです。
結局、30分以上乗っていましたが、目的地に着くことができず、途中で降りました。
タクシー料金は安いので問題ないのですが、運転手に申し訳ない気持ちになりました。
渋滞の時間帯を考えて乗ることはとても大切です。
こんなことも
タイ初心者のころの話です。
『タクシーに乗ったらメーターが動いているかちゃんと確かめないといけない』ということをガイドブックで読み、そのことばかりを気にしていました。乗ってしばらくしてからメーターが動いていないことに気づきました。
『やられたー‼︎』
と思いましたが、もうこんなところまで来てしまったし、少しぐらいボッタクられてもしかたないと覚悟して最後まで乗りました。すると、そのタクシー運転手は
『アプトゥユ!』
と言いました。ん?アップトゥユー?高校時代に習ってあろう聞き覚えのある英語。10年以上前の記憶を呼び起こしました。
『up to you』=『あなた次第』
まじか。こっちで決めてくれと。ここは日本人。やはり相場以上を出してしまいました。
対日本人だと、その方が稼げると気づいてしまったのでしょうか。
でも、悪い気はしなかったのでOKです。
バンコクでタクシーを乗るときの参考にしてもらえたらいいです。