【Once Upon an India#3】聖なる川、ガンジス川でお祈りをするためバラナシへ
ナマステ。くま旅です。
※この記事は、昔行ったインド旅行を思い出しながら綴っていますので、今とは違う部分が多々あると思います。ご了承ください。
この日は聖なる川、ガンジス川を見るため、飛行機でバラナシに向かいます。昨日の時点でインドは60点ですが、朝からインドが20点に下がる出来事が起こります。
国内線に乗るために空港に到着した私たち。しかし、ここで重大な間違いを起こしていたことに気付かされます。ターミナルが違う!!インド人にターミナルが違うことを指摘され、初めて気がつきました。そこから、タクシーに乗せられ、別のターミナルに行ったのですが、これが間違いでした。
私たちは焦って、値段の交渉もせずにタクシーに乗り込んでしまったのです。ほんの数分の距離でボラれた金額は約5000円。自分たちのミスなので、しょうがないですが、完全にインド人につけこまれました。
ということで、自分たちを慰める意味で、ケンタッキーを食べながら心を落ち着かせます。ケンタッキーは美味しかったのですが、インドは20点にガタ落ちです。そもそも、ケンタッキーを食べる時間があったのにもかかわらず、焦ってタクシーに乗ったのが間違いだったのです。
今回デリーからバラナシまでの飛行機はスパイスジェットという格安航空会社です。まさにインドの航空会社って感じのネーミングセンス。スパイスですよ。
デリーからバラナシまでは1時間半前後。いつでも空は美しい。
バラナシでお世話になるのは、agodaで予約したサンディヤゲストハウス。ここはオーナーが日本人だということで、安心感を買いました。
ゲストハウスのため、決して綺麗ではないですので、苦手な方はご注意ください。バスタブはありますが、すぐそこはトイレ。足裏潔癖の人は厳しいと思います。
ここのゲストハウスのレストランで、バターチキンカレーを食べました。安定のバターチキンカレー。インド旅行中、いろいろな店に行っては、バターチキンカレーを食べました。
夜になり、ゲストハウスのインド人の従業員にガンジス川まで案内してもらいます。この辺りは、とても細い道が入り組んでいて迷路のようです。途中には、もちろん牛もいます。夜に一人ですれ違うと怖そうです。
初めて見る聖なる川、ガンジス川です。ここ、バラナシにはたくさんのガート(川岸に設置された階段状のところ)がたくさんあり、それぞれのガートには名前がついています。ここからボートも出ています。
このインド人にボートを出してもらい、ガンジス川を堪能します。奥に見えるのもガートで、その中でも、ダシャーシュワメードガートては、毎晩「プージャ」と呼ばれる盛大な礼拝儀式が行われます。
ガンジス川から見る、ライトアップされたガートは、きれいで趣があります。
それぞれのガートには特徴があり、大きいガートや小さいガート、明るいガートや薄暗いガート、色々あります。階段状の部分に名前が書かれているガートもあります。
ボートは、プージャの会場の河岸まで来ました。この時間になると、プージャを見るために、ガート側にもたくさんの人がいるのですが、ガンジス川の水の上にも、たくさんのボートが集まり、この光景を見つめているのです。
ガート側は、インド国内から来たであろうインド人が多かった印象です。実際に宗教として見ているインド人と、船の上から観光として見ているであろう旅行者の両方の姿がありました。
プージャを終え、もとのガートに戻ります。この日は12月31日。今年も1年が終わろうとしています。明日1月1日の元旦はガンジス川で初日の出を見る予定です。神聖なガンジス川に心を洗われ、現在のインドは75点まで回復です。
つづく