【北欧旅③】ヴァンター空港からヘルシンキ中央駅までの行き方(鉄道)
早速ヴァンター空港からヘルシンキ中央駅まで鉄道で向かいます。
空港の到着ゲートを出て、左の方向に進むとRailway Stationの看板が見えますので、案内に沿って進みます。ヴァンター空港は意外と小さい空港でした。通路もあまり広くなく、年末年始ということもあり、結構混んでいました。
これは通路にある看板です。わかりやすいですね。長いエスカレーターを降りると空港地下にあるLentoasema駅に到着します。到着してからチケットを買っていないことに気付きましたが、改札もなく、ホームにはチケットなしでも入れます。ここで地球の歩き方でチケットについて調べると、駅のホームの自動券売機で買えるとのこと。
リングレールラインという電車で行くようです。時計回りのP線と反時計回りのI線の2系統で、どちらに乗ってもヘルシンキ中央駅には行けるとのことですが、P線の方が5分ほど早く着きます。
早速券売機でチケットを買おうと思い、前の人が買っているのを見ながらやり方を覚え、トライ。しかし、いっこうに上手くいきません。なんと、チケットホームの券売機はICチップ式のクレジットカードのみ使用可能だそうです。私が持ってきたVISAはICチップなしだったので結局買えず。ICチップ式のクレジットカードも持ってきていましたが、JCBのため使えず。ミスったー!!!と最初の失敗に気づいたのでした。地球の歩き方情報によると、なんと車内でも車掌さんから買えるとのこと。それを信じていざ乗車。
さすが北欧。駅構内の壁も芸術的です。
さて、いよいよ乗車します。
地元の人たちはこちらの機械にタッチして運賃を払うようです。無賃乗車はかなり高額な罰金が取られるそうなので、焦って車掌さんを探します。
いっこうに車掌さんが見つかりません。そういえば、この電車、2つの電車が連結していました。もしかして、もう一方の車両に車掌さんがいるのでは?なんてことを思い付きました。でも、連結部分を通って行くことはできません。そうだ!次の駅で降りて、後ろの車両にまた乗ればいい!もしかしたら車掌さんがいるかもしれない!なんて、いま冷静に考えれば考えつかないようなことを考え、次の駅で降りました。後ろの車両に走って乗ろうとした途端・・・プシューッ。ドアが閉まって電車は出発してしまいました(泣)
ほとんど人のいない無人駅の様な駅に取り残されてしまい、さっそく北欧の洗礼を浴びました。もう夕方で気温もかなり低いです。北国育ちで、地元の様なものだろうと甘く見ていてすみませんでした。思った以上に寒いです。
その後、10数分で次の電車が来ました。正面にJRを彷彿とさせるVRの文字が。これに乗ってヘルシンキ中央駅まで行くことができました。あれ?結局車掌さんのことはすっかり忘れて、下車です。きっと改札があるから、そこで事情を話せばいいなんて思っていましたが、結局改札もなく、外に出ることができました。駅の係員に事情を説明するも、うまく英語が伝わらず、理解してくれません。しかし、やっぱり我々は日本人。キオスクでそれに相当する切符を買い、これでなんとか気持ち的にチャラにしました。とりあえず無賃乗車はしていません。帰りは、しっかりキオスクで買ってから乗ろうと決めました。
これは、ヘルシンキ中央駅を出た向かい側のデパートです。街全体がイルミネーションで綺麗に光っていました。ついに本格的に北欧の街に到着し、テンション上がりっぱなしです。
これが、駅の入り口です。大きい駅ではありませんが、北欧の建物は全て画になります。
さて、さっそくホテルに向かいましょう。
今回はここまで。